SSブログ

個人年金保険と確定拠出年金の違い [投資とかお金のこととか]

老後の生活は公的年金だけでは不安……という意見が多いと思います。

そういったことの対策として挙げられるのが「個人年金保険」と「確定拠出年金」だとは思いますが、その違いについて今回は記事にしていきたいと思います。

スポンサードリンク


現在年金を受け取っている方々は、おそらく若い世代より恵まれていると思います。
しかし、それでも公的年金だけでは生活費が平均的に毎月5万円程度の赤字だそうな……(≧Д≦)ウゥ…

生活費だけでそんな感じですので、豊かなハッピーライフを送るぜ!……って方は更にドン!って感じですよね。

現在の状況がそんな感じなので、「恵まれていない」と感じる若い世代の方々は高齢期のお金がもっと足りない可能性が……orz

こんな風に書いてると、なんだか幾らあっても足りないんじゃないか……なんて自分でも不安になってきました……(^-^;)



不安な老後生活の対策として

老後の対策でよく持ち出されるのが「個人年金保険」ですよね。
ただ、それよりももっと優れた商品(?)として「個人型確定拠出年金」が挙げられたりしています。

ファイナンシャルプランナーや個人ブロガー、もちろん、当ブログでもオススメさせていただいています。

そんな個人型確定拠出年金ですが、個人年金保険と何が違うのか……

モーニングスターで記事にされていましたので、参考にしながら書いていきたいと思います。
その本家の記事はこちらです。
→「個人年金と確定拠出年金は何が違うの?」モーニングスター

まずは、それぞれの基本からですね。



個人年金保険の基本的な事

月々決まった保険料を積立し、60歳あるいは65歳から一定額の年金を5年、10年と受け取るような仕組みの保険商品です。

・契約者が亡くなった場合
払い込んだ保険料相当額を遺族が受け取るのが一般的

メリット
・老後の資金を忘れずに積立できる

将来の受取額が確定しているので将来を予想しやすい
→予定利率で運用されるため

・税制上の優遇
→支払った保険料の一部が所得控除される
所得税と住民税が一定額還付されます。

デメリット
インフレに弱い
契約した当初の予定利率で運用されるため、積立中に物価が大幅に上昇したりすると、価値としては落ちていき、おいて行かれる……といったイメージになるんですかね。

例としてあげるならば、積み立て当初は景気も良くなく、予定利率1%程で積み立て始めたが、その後、景気が良くなり金利が上昇し、定期預金とかでも2~3%程の金利がしばらく続くこととなった。

しかし、個人年金保険は予定利率のまま運用されるので、みんなが金利2~3%の利子で増やしている中、自分は1%の金利のまま、資産は増えているものの、周りと比べ損をした=価値が落ちていった……という感じでしょうか。

・保険会社の破綻
積立期間中に契約していた保険会社が破綻すると、予定していた年金を受け取ることが出来なくなります。
通常は保険のセーフティネットが機能するので、責任準備金(解約返戻金に近いもの)の90%を上限に契約者は保護されるようです。




個人型確定拠出年金の基本的な事

こちらを知りたい方は、オススメしているブログご覧ください☆★
『確定拠出年金のメリット・デメリット、企業型・個人型の違いまとめ』The Goalさん
オヌヌメデス(*´▽`*)

ということで、個人型確定拠出年金は知ったものとして続けさせてもらいます。



個人年金保険と個人型確定拠出年金の違い

・節税効果の差
・受取額の決まり方
・その他の違い

まずは、節税効果の差の違いからいきましょう。



節税効果の違い

両者ともに節税効果……という非常に魅力的なメリットがあるとは思います。


……が、私からすると個人年金保険の節税効果はショボすぎる

と感じてしまうほど、個人型確定拠出年金の節税効果は圧倒的に、比べものにならないほど優れています

なぜなら、個人年金保険は支払った保険料の一部が所得控除となるのに対し、確定拠出年金は積立額全額が所得控除になるからです。
収入により、節税効果は変わってしまいますが、例をいくつか挙げてみます。

(例)
それぞれの課税所得ごとによる、節税効果の差です。
401kと個人年金保険.jpg
※個人型確定拠出年金は月々23000円での積立
個人年金保険はMAXの控除額
平成28年現在

1年だけでの節税効果も差が大きく見られますが、それが30年間積み重なると……物凄い差が現れてきますね(゚Д゚)スゲェ…

また、確定拠出年金は積立期間中に発生した利息や運用益についても税金がかからないなどのメリットもありますので、そういった面からもオススメです。

これだけを見ると断然確定拠出年金の方がお得すぎる!……と感じてしまいますが、デメリットとして受取額の決まり方が挙げられると思います。



受取額の決まり方の違い

先ほどもお伝えしたように、個人年金保険は契約の時に決まった予定利率……運用利回り的なものが決まってしまいます。

つまり、契約時には受け取る金額が決まっている……ということです。

なので、老後の資金として予定がたてやすかったりなどのメリット……といえる部分であると思います。企業型年金の確定給付年金と同じような仕組みであると思います。

これと比べて確定拠出年金は……というと、運用の結果によって受取額が変わってきますので、将来の受取額は不確定です。
この部分はデメリットに感じる方が多いかな?……と思います。



その他の違い

・個人型確定拠出年金を使えない人がいる
・毎月の掛け金に上限が定められている
・確定拠出年金は原則、引き出せない
・アドバイスが受けにくい

その他の違いについては、こんな所かな……と思います。
上から3つ分については、先ほども貼りましたが、ご紹介したブログを見ていただければと思います。
『確定拠出年金のメリット・デメリット、企業型・個人型の違いまとめ』The Goalさん


個人年金保険は保険商品なので、いざとなれば解約できます。
長い間続けていないと、元本割れの可能性はありますが、引き出すことは可能……ということは、かなりの差があるんじゃないでしょうか。

また、保険商品なので上限額なんてものもなく、幾らでも掛けられる……というのが、確定拠出年金と違いますよね。

そして、私的にはあんまりデメリットではありませんが、確定拠出年金は保険商品とは違いますので、直接アドバイス……というものが受けにくいかな……と思います。

ちなみに、モーニングスターの記事では、これが最も大きなデメリットである……と書いてありました。

……が!!(≧Д≦)ハゥ…

運用方法はインデックス投資が1番相性が良いです。
そして、インデックス投資は投資法の中で最も簡単な方ですし、経験、技術などもいらなく、少し基本を勉強すれば誰にでも出来ます。

しかも、最も手間のかからない投資法ですしね。

相談しにくい=相談しなければならないほどの難しさなのか?

と勘違いされてしまいそうですが、そうでもないです。
インデックス投資の事を知りたい方は、こちらをご覧いただければと思います。
[ひらめき] 関連記事[ひらめき]
『インデックス投資を始める前に知っておくべきこと~基本とまとめ~』



長々と書いてきましたが……

以上でおおよそな違いを述べさせてもらいましたが、このような事を踏まえて、どっちを選択するべきか……ということが気になる方もいらっしゃると思います。

どっちにした方がいいかな……と悩んでる方々に一言いわせてもらうならば……



どっちもやるっていう選択肢もありますよ?


と言ってみたり(笑)

人それぞれ考え方もあり、勉強するのが嫌……っていう人は個人年金保険の方が良いのかな……とも思いますし、お金に余裕がある方は両方やるってのもありだと思います。

本当に色々な考え方があります。

ずーっと長い間、やり続けなければならないと思うので、しばらくの間、自分なりに調べてじっくりと考えて、後悔のない、自分の考え方と人生にあった方をしっかりと選んでいくのが、1番良い方法なんじゃないかな?……と思いますよ。

※当たり前のことですが、投資にはリスクが伴います。あくまで、自己責任でお願い致します。
☆関連記事
「自分年金」
『インデックス投資を始める前に知っておくべきこと~基本とまとめ~』


スポンサードリンク


スマホ版で見ている方は、 ワード検索が無いと思います。
もし、気になることがあるならば、 パソコン版のサイドバーに設置してありますので、宜しければ、パソコン版に移動していただければと思います。

調べたいことが無かったよー……(´д`)……
そんな方は、こちらのブログでお探しいただければと思います。
にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ
にほんブログ村
 
インデックス投資ランキングへ
nice!(39)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 39

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。