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野村証券の個人型確定拠出年金(401k)の商品(2015年9月現在) [個人型確定拠出年金のオススメ管理機関]

個人型確定拠出年金(401k)でオススメしている各管理機関(銀行、証券会社、保険会社など)に取り扱われている運用商品を比較していきます。

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今回は記事タイトル通り、野村証券で取り扱われている商品で各資産クラス別のインデックスファンド(投資信託)をあげていきます。

野村 DC国内株式インデックスファンド・TOPIX
野村アセットマネジメント
信託報酬:0.21% 実質コスト:0.21%
信託財産留保額:0%
参考指標:TOPIX

野村 DC国内債券インデックスファンド・BPI総合
野村アセットマネジメント
信託報酬:0.17% 実質コスト:0.17%
信託財産留保額:0%
参考指標:NOMURA‐BPI総合

野村 DC外国株式インデックスファンド・MSCI
野村アセットマネジメント
信託報酬:0.24% 実質コスト:0.27%
信託財産留保額:0% 
参考指標:MSCI-KOKUSAI指数
     (円ベース・為替ヘッジなし)

野村 新興国株式インデックスファンド(確定拠出)
野村アセットマネジメント
信託報酬:0.60% 実質コスト:0.88%
信託財産留保額:0.1%
参考指標:MSCIエマージング・マーケット・インデックス
     (配当込み・円換算ベース)

野村 DC外国債券インデックスファンド
野村アセットマネジメント
信託報酬:0.23% 実質コスト:0.25%
信託財産留保額:0%
参考指標:シティ世界国債インデックス
     (除く日本、円ベース)

野村 新興国債券インデックスファンド(確定拠出)
野村アセットマネジメント
信託報酬:0.59% 実質コスト:0.63%
信託財産留保額:0%
参考指標:JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(円換算ベース)

野村 世界REITインデックスファンド(確定拠出年金)
野村アセットマネジメント
信託報酬:0.57% 実質コスト:0.74%
信託財産留保額:0%
参考指標:S&P先進国REITインデックス
     (配当込み、円換算ベース)

※コストはモーニングスターを参考にしました。
税込表示です。(2015年9月現在)

各資産クラスのインデックスファンドで低コストの商品はこのようなものになると思います。

参考の例として、これらの商品を用いて、仮に世界の株式時価総額に株式比率を合わせて、国内債券と掛け合わせてみると下記のようなコストがかかります。

※世界の株式時価総額
日本:先進国:新興国=7.8:83:9.2

┏━━━━┳━━━━━┳━━━━━┓
┃国内債券┃ 実質  ┃ 期待  ┃
┃ 比率 ┃ コスト ┃ リターン┃
┣━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃ 0% ┃0.32%┃5.38%┃
┣━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃ 10%┃0.31%┃4.94%┃
┣━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃ 20%┃0.29%┃4.50%┃
┣━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃ 30%┃0.28%┃4.06%┃
┣━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃ 40%┃0.26%┃3.63%┃
┣━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃ 50%┃0.25%┃3.19%┃
┣━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃ 60%┃0.23%┃2.75%┃
┣━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃ 70%┃0.22%┃2.31%┃
┗━━━━┻━━━━━┻━━━━━┛
※期待リターンはファンドの海さんのツールを使用

野村証券の個人型確定拠出年金で取り扱われているインデックスファンドは本当にコストが低いですね。新興国株式クラスはそうでも無いですが、調べていてビックリしました。

何となく期待リターンも載せてみましたが、個人型確定拠出年金の場合、この他にも手数料が掛かってしまいますので、その辺りも考えなくてはいけません。

野村証券での手数料は……

1236円+768円+4104円=6108円(年額)

※国民年金基金連合会に1,236円(年額)
事務委託先金融機関(信託銀行)に768円(年額)

というのが、別途かかります。
資産額別にその費用は年間でどのくらいの割合になるかというと

┏━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
┃ 資産額 ┃手数料(割合)   ┃
┣━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
┃ 30万 ┃6108円2.04%┃
┣━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
┃ 50万 ┃6108円1.22%┃
┣━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
┃100万 ┃6108円0.61%┃
┣━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
┃500万 ┃6108円0.12%┃
┗━━━━━┻━━━━━━━━━━┛

といった形になります。SBI証券やスルガ銀行と比べると手数料は高いですね。
その分、投資信託の実質コストが低いので、長い目で見ると……といった感じでしょうか。

投資信託の実質コストと管理機関等の手数料が毎年かかるので、実際に野村証券で運用していくときの手数料は……

実質コスト+6108円

となりますね。
これだけみると、かなり厳しい数字だなぁ……と思いますが、個人型確定拠出年金は毎月の掛金に対して、税金(所得税+市県民税)が全額控除されますので、やる価値はそれだけでもあります。

また、運用中の利益や受け取る時も優遇されるので、やるに越したことはないでしょう。

まとめ
○手数料は決して安くは無いが、投資信託の実質コストが低いので、個人型確定拠出年金をやる際には選択肢に入る。

○取り扱い商品のコストが低いので、月に多くの金額を積み立てられる人はオススメの管理機関になります。
(上限が23000円までの会社員ならSBI証券の方が良いかも)

※ただし、私が調べた現状での話なので、今後は管理手数料を下げたり、取り扱い商品もより低コストに向かっていくかもしれませんので、状況は変わるかもしれません。

以上、野村証券の確定拠出年金で取り扱われている商品でした~( ̄∇ ̄)/

※当たり前のことですが、投資にはリスクが伴います。あくまで、自己責任でお願い致します。
☆関連記事
「個人型確定拠出年金のオススメ管理機関」
「個人型確定拠出年金の基本」
「自分年金」


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