毎月分配型で本当にいいんですか？

今回はモーニングスターで気になった記事があったので、書いていきたいと思います。
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モーニングスターの「ゼロから分かる投資信託」というコラムなんですかね？
その中で毎月分配に関する記事がありました。

2014年の6月12日に書かれていた
『ゼロからわかる投資信託「毎月分配金を5年間もらい続けると、8割の投信が買った時の基準価額を下回ってるなんて…」』
という、ちょっと古い記事なのですが、内容はというと……

2014年5月末時点で投信は約3,800本ある。
投信を選ぶポイントとして決算回数があるが、毎月決算型と年1回決算型はいずれも4割弱を占める。
純資産額では、毎月決算型が7割を超えていて圧倒的に比率が高い。

多くの投資家に毎月決算型が支持される理由は、分配金を年金の足しにして、毎月の生活費やお小遣いの一部にするといったニーズに応えた為と言われている。

ただ、分配金について多くの人が正しく理解出来ていない。

2013年11月に投信協会が実施した、アンケート調査で、
○分配金は「運用成績によって変動する」ことを理解している方は8割以上
○「成績不良時には支払われない」ことを理解されている方は6割以上
○「支払われた分だけ基準価額は下がる」ことを理解されている方は3割弱 という結果。
出典：モーニングスター

先日、毎月分配型と定期売却サービスを記事にしたばかりですが、理解していないで毎月分配型はいかんですね。
証券会社が営業力で作り上げたランキングを鵜呑みにしたり、窓口で勧められたのを何も分からず、購入してしまったのでしょうか……

☆関連記事
「毎月分配と定期売却サービス」

投資界の著名人の方も、
「よく分からない物に投資はするな」
と言っておりますし、自分である程度学んでからではないと、やっぱりダメだと思います。

先ほどの記事でも最後の方に書かれていますが、毎月分配型は次の事を知っておかないといけないです。

○分配金を受け取り続けると、10年後に元本がマイナスになる確率は9割

毎月分配型を10年間保有すると、かなりの確率で減少する可能性がある。
主な理由として、保有資産の値下がり、分配金の払い過ぎの2つ。
前者はしょうがないのですが、実際の毎月分配型では後者の可能性が高い。
出典モーニングスター

このようなことは、少し学べば分かることです。
長期期間保有する気であれば、毎月分配型ではなく、無分配のファンドを購入するのをオススメします。

もし、自分で売却していくのが面倒くさいのであれば、定期売却サービスもありますので、そちらをご利用するのを検討してみてはいかかでしょうか？

同じように思えますが、信託報酬というコストも低い可能性が高く、自分で取り崩す金額を決めることが出来る……というメリットもあります。

お金という大事なものを預けていますので、面倒くさいかもしれませんが、色々と調べてみるという選択も悪くはないんじゃないでしょうか？

※当たり前のことですが、投資にはリスクが伴います。あくまで、自己責任でお願い致します。

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タグ：毎月分配