無知は罪なり

昔からの言葉だと思いますが、やっぱりそうなんですよね。
投資においても、他のことにおいても、そう思ってしまうことがあります。
先人の言葉は本当に胸に突き刺さります。
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以前から、銀行の窓口に勉強もしないで相談しないで下さい……と言っていましたが、今回は投資のことではなく、私の仕事関係でのお話です。

私の仕事は下請け業者です。ちなみに、元請けは葬儀会社になります。
葬儀会社……と聞くと、最近はそうでもないのかもしれませんが、ボッタクリの業者が多いと思われていたと思います。

まあ、実際そうだったんですけどね。

一つの葬儀をするにしろ、参列されるお客様の人数やどのくらいオプションをつけるか、本当に多種多様な為、幾らで葬儀が出来ます……という明確な金額表示が出来なかったり、表示していても、色々とオプションをつけなければ葬儀をとり行えなかったりなどで、不透明な部分が多く、昔の葬儀会社は美味しい思いをしていたのだと思います。

まあ、葬儀というのは、たいてい急に準備をしなければならず、相見積もりをとったりする暇がなかったり、また、身内が亡くなったため、精神的にも落ち込み、考える余裕が無く、葬儀会社に言われたとおりにしていたら、ボッタくられていた……というのが理由としても多いでしょう。

まあ、今では終活とかあるくらいですし、以前よりも事前相談などが行われたり、イオンの参戦や、小さなお葬式などのネットが強くなり、価格競争が行われ、ボッタくられてしまう人々は減っていってるとは思います。

私的にはイオンはオススメ出来ませんが……(^^;)

ただ、そんな世の中になっても、まだボッタくる業者もいます。

私は以前、大手の葬儀会社に勤めていました。葬儀部門の担当ではありませんでしたので深いところまでは分かりませんが、そこは「とれるだけとる」というスタンスをとり、少し無理してでもお客様に営業をしていました。

それがやれるのは、大手の病院と繋がっていたり、宣伝にお金をかけれたり、会社自体が大きいので、お客様が信頼してくれる……ということがありますし、
先程あげたのも理由になります。

ただ、１番の原因は、お客様が葬儀に何が必要であり、どのくらいの規模で行えばよいのか……という知識がないことだと思います。

葬儀のことなど、何も分からないのが当たり前なのかもしれません。私も知識はほぼありません。ただ、葬儀の事は分からなくても、近くの葬儀会社を調べたり、事前に相談や、見積もりをとる……という行為で、その可能性はかなり減らせると思います。

先程あげた、私が以前勤めていた会社は金額をふっかけるだけではなく、クオリティもかなり低いです。安かろう悪かろうなら分かりますが、高かろう悪かろうです。

最悪ですね。

私は葬儀を安ければ安いほど良い……とは思いませんが、こういったことは何よりも気持ちが１番大事だと思います。無理してお金を使う必要はないと私は思います。

様々なところで悪徳業者はありますし、悪徳ではないにしろ、営業さんの口車にのってしまうことも怖いです。ですから、そのような被害に合わないためにも、何をするにも、無知という状態で行動を起こさないようにすることを心より願っております。

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タグ：葬儀関係