モーニングスターのFund of the Year2015が発表されましたが……

1月28日にモーニングスターがFund of the Year2015の受賞ファンドを発表しました。
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受賞ファンドが気になる方はこちらへどうぞ。
→『Fund of the Year2015：モーニングスター』

モーニングスターの記事を見ると、少し前に発表された『投信ブロガーが選ぶ！Fund of the Year2015』で選ばれたものは、１つとして無いことが分かります。

ちなみに、投信ブロガーの方は以前記事にしてありますので、気になる方はこちら。
→『私たちにとって本当に必要なファンド』

投信ブロガーが選び抜いた方は、他のアワードの受賞するファンドのラインナップと比較すると、まるで違うもの……と聞いたことがありましたが、本当にまるで違うものですね。

そして、先ほどの記事で書いてあるとおり、投信ブロガーが選び抜いた方は私たちにとって本当に必要なファンドであるということです。

じゃあ、今回モーニングスターが選んだファンドは何よ？……ってなりますが、モーニングスターから言葉を引用させていただきますと…

『ファンド オブ ザ イヤー』は、「投資信託の評価機関」であるモーニングスターが、毎年、国内の追加型株式投資信託約5,000本を対象に、優れた運用実績とマネジメントを持つファンドを選考したアワード（賞）です。

という、プロがしっかりとした評価に基づいて選び抜いたファンドにあることには、間違いないです。

ただ、私のような資産形成を試みる投資家にとって物足りないことが、１つあります。

それは、長期投資という概念がないことです。

受賞ファンドを見てみると、何故か毎月分配型や分配重視型の受賞が多い……
分配型が人気だからこそ、凄腕のファンドマネージャーが運用するんでしょうかね？

受賞ファンドの簡単な説明を見ると、『リターンや運用効率もgood！』……的なことが書いてあるんですが、分配金を出している以上、運用効率が良いはず無いでしょうよ……(^-^;)

モーニングスターのトータルリターンが分配金を課税前で再投資……という計算方法なので、分配金を出しているファンドと無分配型のファンドが本当の上で比較しにくいです。

実際に運用すると、分配型はトータルリターンよりも成績は悪くなります…
それが長期であればあるほど。

まあ、今回の受賞ファンドの全部が分配型というわけではなく、無分配型も少なからずあります。
本当に少なからずですが……(^-^;)

私も、モーニングスターのトータルリターンを参考にして比較させていただいたりはしていますが、騙されないようにしなければいけません。

無分配型はトータルリターンでの比較で良いとは思いますが、分配を積極的に出しているファンドの場合、トータルリターンはあんまり参考にならない………ということですね。

あ、長期投資で資産形成を心掛けている方のお話ですよ。

以上、モーニングスターのFund of the Yearは気にしない方が良いかも……というお話でした(￣∇￣)/

※当たり前の事ですが、投資にはリスクが伴います。あくまで、自己責任でお願いいたします。

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