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凄腕の欧州年金が日本株への投資を削減……その理由は…… [独り言]

こちらの話は少し前の話になります。
ロイターで見かけた話題なんですが、12月18日の記事なので、ちょい古くらいですかね。

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その記事によると、どうやら欧州年金など複数の海外長期投資家が日本株への投資を減らしたそうです。
その理由としては……

○ボラリティの上昇
○米株などの海外市場との相関性が高まり、分散効果が薄れた

といった理由からのようです。
ボラリティの上昇は昨年起きた、チャイナショック、世界同時株安などによるもので、日本だけでなく、世界中の市場のボラリティが上がったと思います。
ロイターの記事で、ボラリティの数字も上がっていました。

『60日ベースのボラリティ』
・日本:13%程度 ━ 31%
・S&P500:10,5% ━ 22%
・香港ハンセン:21% ━ 30%

※国 ━ 6月末時点 ━ 9月後半

世界全体のボラリティが上がりましたが、日本は特に跳ね上がりましたね。
香港ハンセンよりも、高い(^^;)

まあ、昨年の前半で高いパフォーマンスだったので、利益確定売りなどが余計にボラリティを挙げる要因になったらしいです。

それで、相関係数については、かなり前から様々な資産の相関係数が高まっている……なんて言われていますよね。
この記事によると、3日移動平均による米株と日本株の相関係数は、1番高まった8月後半と10月初旬は、80%近くまで上昇したそうですよ。

ちなみに、ここ数年の平均は40%ほど。

やはり、経済的に不安定になると相関性は高まるようで、2008年の世界的な金融危機と2000年のITバブル崩壊の時には70%を越えています。

以上のような敬遠材料から、欧州年金ファンドなどが日本株への削減に繋がったみたいです。
この話の記事の詳細を知りたい方は、リンクを貼っておきますので、宜しければご覧ください。
『複数の欧州年金が日本株削減、ボラティリティ上昇などで』

ただ、調べてみると、2014年の秋くらいのニュースで、欧州年金ファンドはアベノミクスなどを評価して日本株の比率を上げた……という話もありましたので、今回の話で戻した……といった感じになるんですかね。
それとも、元より減らしたのかな?

ちなみに、欧州年金ファンドのような欧州系の年金は、日本ではあまり知られてはいないものの、運用額や運用手腕で世界有数の実績を持っているみたいです。
1年以上も前の記事になってしまいますが、詳しく知りたい方はこちらへどうぞ。
『世界トップランクの欧州年金ファンド 日本株比率引き上げへ』

相関性が高まっている……とか、凄腕の機関が日本株への削減……なんて聞くと、ポートフォリオの資産配分を変えたくなる方もいるかもしれませんが、相関係数は生き物であり、今後のことは正確にはわかりません。

相関係数の話はカン・チュンドさんの記事を見られると分かりやすいと思います。オススメです☆
『相関係数は生き物です・・』カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!

凄腕の機関は凄腕だから出来るだけで、私のようなボンクラは、売買の手数料や税金だけを損して終わりそうなので、今のままのポートフォリオを私は維持していきます。

しっかりと分散投資してある予定なので、バンガード社の言うとおり、現状のポートフォリオをしっかりと維持させていただきます。

凄腕がちょっと変えた……ということで、日本株の今後はちょっと微妙なのかなぁ……なんて思いますが、どうなるんでしょうね?

私はインデックス投資をしているので、とりあえずは『バイ&ホールド』でのんびり頑張ります( ̄∇ ̄)

※当たり前のことですが、投資にはリスクが伴います。あくまで、自己責任でお願い致します。

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スマホ版で見ている方は、ワード検索が無いと思います。
もし、気になることがあるならば、パソコン版のサイドバーに設置してありますので、宜しければ、パソコン版に移動していただければと思います。

探したいことが無かったよー……(´д`)……
そんな方は、こちらのブログでお勉強していただければと思います。
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