GPIFが7.8兆円という巨額の損失を出しましたが、気にすることはないんじゃない? [独り言]
年金の運用で知られるGPIFですが、2015年7―9月の運用損失が7兆8899億円だったと発表されました。
なんでも、四半期ベースだとリーマンショック時の08年10―12月の損失5兆7398億円を上回る規模だそうで……
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まあ、しかし、インデックス投資家からしたら、当たり前な感じですよね。
一時的なことですし、しょうがないんじゃない?……と感じます。
年金資産の積立金はリーマンショック時よりも膨らみ、6月末は141兆1209億円。
しかも、昨年10月から国内債券比率を下げ、他のリスク資産を増やしたので、そりゃあ、リーマンショック時よりも下がるわな……って感じです。
ちなみに、どのくらい比率を変えたのかは以下の通りです。
・国内債券:60%→35%
・国内株式:12%→25%
・外国債券:11%→15%
・外国株式:12%→25%
インデックス投資家からすると、以前はずいぶん守りに入っている資産配分だな……なんて感じるんじゃないでしょうか?
まあ、国民から預かっているようなものですし、守りに徹しなきゃいけないところだとは思いますので、どのくらいの配分が良いのかなんて私には分かりません……
ただ、この配分変更を見ると、年金問題なんて言われているから、少しリスクを背負ってでもお金を成長させなければいけない……って考えてるのかな?……と感じたりします。
まあ、今でも債券比率は50%はありますし、守りの配分だとは思いますがね。
きっと、今回の話は色々な所で叩かれているんでしょう。
可哀想ですね。
ただ、叩いたり、強調して書かないと話題性もなく、人気な記事にならないから、そのように書かれているのかな?……とも感じたりします。
私も今回の話を聞いて、GPIFの評価が少し変わりました。
どんな風に変わったかは、後にしておきましょう。
今回の損失が起きた理由について話していきますが、今回のはもちろん、中国や新興国経済に対する不安から世界同時株安というものを起こし、その煽りで損失が生まれた……というものです。
損失を生んだのは、国内株式、海外株式、海外債券というリスク資産たちです。
しかし、その後、GPIFがとった行動は……
唯一四半期で利益をもたらした、国内債券を6800億円程度を売却。
国内株式を3700億円程度、外国債券を3500億円程度、外国株式を1兆6600億円程度買い増し。
という行動をとりました。
このような動きを皆さんはどう感じるんでしょうか?
私はGPIFはしっかりしてるな……と感じました。
ちゃんと、高くなった資産クラスを売却し、低くなった資産クラスを購入しているからです。
株で儲けるための、安いときに買い、高いときに売る……ということが出来ています。
株式クラスは落ちたとしても、やがては元に戻り、その後再び成長していくものですからね。
10月はある程度戻しましたので、今回の損失はすでにそれなりには回復していると思いますので、安心してください。
まあ、またドカッと落ちて、ものすごい叩かれてしまうかもしれませんが、また暫くしたら損失はなくなり、利益がたくさん出てる状況になっていると思います。
投資の世界なので断言は出来ませんがね(笑)
ただ、しっかりと分散して投資を行っていますし、リスクも抑えられておりますので、上がったり下がったりしながら、長い目で見ると、ゆっくりと右肩上がりの線を描いていくと思いますよ。
きっと、菅義偉官房長官もそのようなことを言っているんだと思います。
→「短期的な振れ幅大きいが長期的にはリスク小さい」ロイター
GPIFが行っている投資法はインデックス投資です。
年金などを運用している多くの代表的な機関はこの投資法を行っています。
その投資法の作業自体は至って簡単であり、堅実的でもあり、それなりのリターンも期待できます。
気になる方は関連記事に載せておきますので、宜しければご覧いただければと思います。
先ほども言いましたが、今回の件のようなことが暴落と共に起き、その都度、叩かれていくんだと思います。
しかし、世論に負けず、基本的な形は変えずに、GPIFはこのまま、しっかりとした信念のもと、年金の運用に取り組んでいってもらいたいものです。
※当たり前のことですが、投資にはリスクが伴います。あくまで、自己責任でお願い致します。
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スマホ版で見ている方は、 ワード検索が無いと思います。
もし、気になることがあるならば、 パソコン版のサイドバーに設置してありますので、宜しければ、パソコン版に移動していただければと思います。
調べたいことが無かったよー……(´д`)……
そんな方は、こちらのブログでお探しいただければと思います。
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なんでも、四半期ベースだとリーマンショック時の08年10―12月の損失5兆7398億円を上回る規模だそうで……
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まあ、しかし、インデックス投資家からしたら、当たり前な感じですよね。
一時的なことですし、しょうがないんじゃない?……と感じます。
年金資産の積立金はリーマンショック時よりも膨らみ、6月末は141兆1209億円。
しかも、昨年10月から国内債券比率を下げ、他のリスク資産を増やしたので、そりゃあ、リーマンショック時よりも下がるわな……って感じです。
ちなみに、どのくらい比率を変えたのかは以下の通りです。
・国内債券:60%→35%
・国内株式:12%→25%
・外国債券:11%→15%
・外国株式:12%→25%
インデックス投資家からすると、以前はずいぶん守りに入っている資産配分だな……なんて感じるんじゃないでしょうか?
まあ、国民から預かっているようなものですし、守りに徹しなきゃいけないところだとは思いますので、どのくらいの配分が良いのかなんて私には分かりません……
ただ、この配分変更を見ると、年金問題なんて言われているから、少しリスクを背負ってでもお金を成長させなければいけない……って考えてるのかな?……と感じたりします。
まあ、今でも債券比率は50%はありますし、守りの配分だとは思いますがね。
きっと、今回の話は色々な所で叩かれているんでしょう。
可哀想ですね。
ただ、叩いたり、強調して書かないと話題性もなく、人気な記事にならないから、そのように書かれているのかな?……とも感じたりします。
私も今回の話を聞いて、GPIFの評価が少し変わりました。
どんな風に変わったかは、後にしておきましょう。
今回の損失が起きた理由について話していきますが、今回のはもちろん、中国や新興国経済に対する不安から世界同時株安というものを起こし、その煽りで損失が生まれた……というものです。
損失を生んだのは、国内株式、海外株式、海外債券というリスク資産たちです。
しかし、その後、GPIFがとった行動は……
唯一四半期で利益をもたらした、国内債券を6800億円程度を売却。
国内株式を3700億円程度、外国債券を3500億円程度、外国株式を1兆6600億円程度買い増し。
という行動をとりました。
このような動きを皆さんはどう感じるんでしょうか?
私はGPIFはしっかりしてるな……と感じました。
ちゃんと、高くなった資産クラスを売却し、低くなった資産クラスを購入しているからです。
株で儲けるための、安いときに買い、高いときに売る……ということが出来ています。
株式クラスは落ちたとしても、やがては元に戻り、その後再び成長していくものですからね。
10月はある程度戻しましたので、今回の損失はすでにそれなりには回復していると思いますので、安心してください。
まあ、またドカッと落ちて、ものすごい叩かれてしまうかもしれませんが、また暫くしたら損失はなくなり、利益がたくさん出てる状況になっていると思います。
投資の世界なので断言は出来ませんがね(笑)
ただ、しっかりと分散して投資を行っていますし、リスクも抑えられておりますので、上がったり下がったりしながら、長い目で見ると、ゆっくりと右肩上がりの線を描いていくと思いますよ。
きっと、菅義偉官房長官もそのようなことを言っているんだと思います。
→「短期的な振れ幅大きいが長期的にはリスク小さい」ロイター
GPIFが行っている投資法はインデックス投資です。
年金などを運用している多くの代表的な機関はこの投資法を行っています。
その投資法の作業自体は至って簡単であり、堅実的でもあり、それなりのリターンも期待できます。
気になる方は関連記事に載せておきますので、宜しければご覧いただければと思います。
先ほども言いましたが、今回の件のようなことが暴落と共に起き、その都度、叩かれていくんだと思います。
しかし、世論に負けず、基本的な形は変えずに、GPIFはこのまま、しっかりとした信念のもと、年金の運用に取り組んでいってもらいたいものです。
※当たり前のことですが、投資にはリスクが伴います。あくまで、自己責任でお願い致します。
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タグ:年金の話題
2015-12-01 18:00
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コメント(2)
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私の今年の2015年7~9月は過去最高の損失です。
ただ年間トータルではプラスを維持しています。
急落した時の損失だけを問題視しても仕方がないのでは?と思います。
by taka (2015-12-01 23:31)
takaさんの仰るとおりだと思います。
上手く行ってるときの話題はほとんどありませんでしたが、今回の損失の話は色々な所で叩かれてますよね。
年金は長期運用ですから、短期的な視点で問題視しても意味がないのでは?……と私も思ってしまいます。
by ピコ氏 (2015-12-02 22:18)