個人型確定拠出年金の管理機関を比較(2015年10月現在) [個人型確定拠出年金のオススメ管理機関]
個人型確定拠出年金(401k)でオススメしている管理機関を比較してみます。
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今までオススメの管理機関(銀行や証券会社など)のことを書いてきましたので、今回は比較をしてみたいと思います。
まずは、各資産クラスのインデックスファンドの実質コストを比較してみましょう。
○実質コストの比較
<債券クラス> ※税込表示
┏━━━┳━━━━┳━━━━┳━━━━┓
┃ ┃ 国内 ┃先進国 ┃新興国 ┃
┣━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃SBI┃0.59┃0.24┃ なし ┃
┃証券 ┃ %┃ %┃ ┃
┣━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃野村 ┃0.17┃0.25┃0.63┃
┃証券 ┃ %┃ %┃ %┃
┣━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃スルガ┃0.49┃0.73┃0.99┃
┃銀行 ┃ %┃ %┃ %┃
┣━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃りそな┃0.16┃0.27┃0.81┃
┃銀行 ┃ %┃ %┃ %┃
┗━━━┻━━━━┻━━━━┻━━━━┛
※りそな銀行の国内債券だけは信託報酬
<株式クラス> ※税込表示
┏━━━┳━━━━┳━━━━┳━━━━┓
┃ ┃ 国内 ┃先進国 ┃新興国 ┃
┣━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃SBI┃0.70┃0.39┃0.41┃
┃証券 ┃ %┃ %┃ %┃
┣━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃野村 ┃0.21┃0.27┃0.88┃
┃証券 ┃ %┃ %┃ %┃
┣━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃スルガ┃0.62┃0.81┃0.94┃
┃銀行 ┃ %┃ %┃ %┃
┣━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃りそな┃0.19┃0.35┃0.88┃
┃銀行 ┃ %┃ %┃ %┃
┗━━━┻━━━━┻━━━━┻━━━━┛
※りそな銀行の国内株式だけは信託報酬
<リート> ※税込表示
┏━━━┳━━━━┓
┃ ┃先進国 ┃
┣━━━╋━━━━┫
┃SBI┃0.49┃
┃証券 ┃ %┃
┣━━━╋━━━━┫
┃野村 ┃0.74┃
┃証券 ┃ %┃
┣━━━╋━━━━┫
┃スルガ┃1.14┃
┃銀行 ┃ %┃
┣━━━╋━━━━┫
┃りそな┃0.74┃
┃銀行 ┃ %┃
┗━━━┻━━━━┛
※コストはモーニングスターを参考にしました。
税込表示です。(2015年9月現在)
このような感じになります。
やはり、野村証券が全体的に低い傾向にあります。りそな銀行も良いですが、国内の債券、株式の実質コストが分からないのと、新興国の株式がないのが惜しいところです。
商品が追加され、ラインナップが充実しました。
では次に、投資信託の実質コスト以外にかかる、その他の手数料を比較してみます。
○年間にかかるその他の手数料の比較
┏━━━━━━━┳━━━━━━━┓
┃ ┃ 手数料 ┃
┣━━━━━━━╋━━━━━━━┫
┃ SBI証券 ┃ 2004円 ┃
┃(50万未満)┃(5784円)┃
┣━━━━━━━╋━━━━━━━┫
┃ 野村証券 ┃ 6108円 ┃
┣━━━━━━━╋━━━━━━━┫
┃ スルガ銀行 ┃ 2004円 ┃
┣━━━━━━━╋━━━━━━━┫
┃ りそな銀行 ┃ 5796円 ┃
┗━━━━━━━┻━━━━━━━┛
このような形になります。SBI証券は初期費用として1080円かかりますが、最初だけですし、長い年月運用すると考えたら、微々たる物なので、気にしなくて良いでしょう。
○投資信託の実質コストとその他の管理手数料を合わせて比較
投資信託の実質コストとその他の管理手数料を、合わせて考えたとき、
資産配分の仕方により多少変わるかと思いますが、
・資産額が50万円未満まで
スルガ銀行が有利
・資産額が50万円~200万円未満まで
SBI証券が有利
・資産額が200万円~
野村証券、りそな銀行が有利
となりました。
試してみたのは、リスク資産を世界株式時価総額(※)に合わせて、国内債券を30~70%配分した形で行ってみました。
※日本:先進国:新興国= 7.8 :83: 9.2
これらのことを踏まえて考えてみると、月々の掛け金と運用する期間で選ぶべき管理機関が決まるのかなぁ……と思います。
○条件別でのオススメ管理機関
私の独断と偏見で決めた、条件別の有利な機関は以下の通りです。
◎運用期間が30年以上
・月々の掛け金が2万円以上の場合
野村証券がオススメ
・月々の掛け金が2万円未満の場合
SBI証券がオススメ
◎運用期間が20年前後
・月々の掛け金が4万円以上の場合
野村証券がオススメ
・月々の掛け金が4万円未満の場合
SBI証券がオススメ
◎運用期間が10年前後
・月々の掛け金が6万円以上の場合
野村証券がオススメ
・月々の掛け金が6万円未満の場合
SBI証券がオススメ
という感じなのかなぁ……と思いました。
これは、ちゃんと資産配分をした場合の話であり、全て元本保証型の商品に預ける場合は当てはまりません。
適当な考えですが、手数料や実質コストなどを考慮し、年率2%の複利効果を考慮した上でのオススメ管理機関になります。
◎まとめ
○スルガ銀行は50万円までしか、有利ではない。長期運用では出番は無し。
○りそな銀行は商品の種類でかなり見劣り。低コストでりそな銀行を選ぶなら、野村証券の方が良い。
↑ ↑ ↑
ただ、りそな銀行は低コストのバランス型ファンドを提供しているので、DIY派でない方で、資産配分が許容範囲内であるならば、りそな銀行も良いと思います。
○実際に運用する際の選択肢はSBI証券と野村証券の2つ。3つ。
(※りそな銀行も選択肢に入ります!)
選ぶ際のポイントとしては、先ほどの条件別に記載した通りになります。
※ただし、私が調べた現状での話なので、今後は管理手数料を下げたり、取り扱い商品もより低コストに向かっていくかもしれませんので、状況は変わるかもしれません。
以上、個人型確定拠出年金(401k)でのオススメ管理機関の比較でございました~( ̄∇ ̄)/
※当たり前のことですが、投資にはリスクが伴います。あくまで、自己責任でお願い致します。
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スマホ版で見ている方は、 ワード検索が無いと思います。
もし、気になることがあるならば、 パソコン版のサイドバーに設置してありますので、宜しければ、パソコン版に移動していただければと思います。
調べたいことが無かったよー……(´д`)……
そんな方は、こちらのブログでお探しいただければと思います。
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今までオススメの管理機関(銀行や証券会社など)のことを書いてきましたので、今回は比較をしてみたいと思います。
まずは、各資産クラスのインデックスファンドの実質コストを比較してみましょう。
○実質コストの比較
<債券クラス> ※税込表示
┏━━━┳━━━━┳━━━━┳━━━━┓
┃ ┃ 国内 ┃先進国 ┃新興国 ┃
┣━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃SBI┃0.59┃0.24┃ なし ┃
┃証券 ┃ %┃ %┃ ┃
┣━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃野村 ┃0.17┃0.25┃0.63┃
┃証券 ┃ %┃ %┃ %┃
┣━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃スルガ┃0.49┃0.73┃0.99┃
┃銀行 ┃ %┃ %┃ %┃
┣━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃りそな┃0.16┃0.27┃0.81┃
┃銀行 ┃ %┃ %┃ %┃
┗━━━┻━━━━┻━━━━┻━━━━┛
※りそな銀行の国内債券だけは信託報酬
<株式クラス> ※税込表示
┏━━━┳━━━━┳━━━━┳━━━━┓
┃ ┃ 国内 ┃先進国 ┃新興国 ┃
┣━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃SBI┃0.70┃0.39┃0.41┃
┃証券 ┃ %┃ %┃ %┃
┣━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃野村 ┃0.21┃0.27┃0.88┃
┃証券 ┃ %┃ %┃ %┃
┣━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃スルガ┃0.62┃0.81┃0.94┃
┃銀行 ┃ %┃ %┃ %┃
┣━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃りそな┃0.19┃0.35┃0.88┃
┃銀行 ┃ %┃ %┃ %┃
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※りそな銀行の国内株式だけは信託報酬
<リート> ※税込表示
┏━━━┳━━━━┓
┃ ┃先進国 ┃
┣━━━╋━━━━┫
┃SBI┃0.49┃
┃証券 ┃ %┃
┣━━━╋━━━━┫
┃野村 ┃0.74┃
┃証券 ┃ %┃
┣━━━╋━━━━┫
┃スルガ┃1.14┃
┃銀行 ┃ %┃
┣━━━╋━━━━┫
┃りそな┃0.74┃
┃銀行 ┃ %┃
┗━━━┻━━━━┛
※コストはモーニングスターを参考にしました。
税込表示です。(2015年9月現在)
このような感じになります。
やはり、野村証券が全体的に低い傾向にあります。りそな銀行も良いですが、国内の債券、株式の実質コストが分からないのと、
商品が追加され、ラインナップが充実しました。
では次に、投資信託の実質コスト以外にかかる、その他の手数料を比較してみます。
○年間にかかるその他の手数料の比較
┏━━━━━━━┳━━━━━━━┓
┃ ┃ 手数料 ┃
┣━━━━━━━╋━━━━━━━┫
┃ SBI証券 ┃ 2004円 ┃
┃(50万未満)┃(5784円)┃
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┃ 野村証券 ┃ 6108円 ┃
┣━━━━━━━╋━━━━━━━┫
┃ スルガ銀行 ┃ 2004円 ┃
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┃ りそな銀行 ┃ 5796円 ┃
┗━━━━━━━┻━━━━━━━┛
このような形になります。SBI証券は初期費用として1080円かかりますが、最初だけですし、長い年月運用すると考えたら、微々たる物なので、気にしなくて良いでしょう。
○投資信託の実質コストとその他の管理手数料を合わせて比較
投資信託の実質コストとその他の管理手数料を、合わせて考えたとき、
資産配分の仕方により多少変わるかと思いますが、
・資産額が50万円未満まで
スルガ銀行が有利
・資産額が50万円~200万円未満まで
SBI証券が有利
・資産額が200万円~
野村証券、りそな銀行が有利
となりました。
試してみたのは、リスク資産を世界株式時価総額(※)に合わせて、国内債券を30~70%配分した形で行ってみました。
※日本:先進国:新興国= 7.8 :83: 9.2
これらのことを踏まえて考えてみると、月々の掛け金と運用する期間で選ぶべき管理機関が決まるのかなぁ……と思います。
○条件別でのオススメ管理機関
私の独断と偏見で決めた、条件別の有利な機関は以下の通りです。
◎運用期間が30年以上
・月々の掛け金が2万円以上の場合
野村証券がオススメ
・月々の掛け金が2万円未満の場合
SBI証券がオススメ
◎運用期間が20年前後
・月々の掛け金が4万円以上の場合
野村証券がオススメ
・月々の掛け金が4万円未満の場合
SBI証券がオススメ
◎運用期間が10年前後
・月々の掛け金が6万円以上の場合
野村証券がオススメ
・月々の掛け金が6万円未満の場合
SBI証券がオススメ
という感じなのかなぁ……と思いました。
これは、ちゃんと資産配分をした場合の話であり、全て元本保証型の商品に預ける場合は当てはまりません。
適当な考えですが、手数料や実質コストなどを考慮し、年率2%の複利効果を考慮した上でのオススメ管理機関になります。
◎まとめ
○スルガ銀行は50万円までしか、有利ではない。長期運用では出番は無し。
○
↑ ↑ ↑
☆追加文
りそな銀行の商品ラインナップが充実しましたので、良い勝負となりました。
ここまでくれば、どちらでも好きな方を……とは思います。
ただ、私的には主力となる先進国株式クラスの実質コストが野村証券の方が低いので、野村証券に軍配が上がるかな……と思います。
まあ、0.08%という微々たる差ではありますがね(^-^;)
ただ、りそな銀行は低コストのバランス型ファンドを提供しているので、DIY派でない方で、資産配分が許容範囲内であるならば、りそな銀行も良いと思います。
○実際に運用する際の選択肢はSBI証券と野村証券の
(※りそな銀行も選択肢に入ります!)
選ぶ際のポイントとしては、先ほどの条件別に記載した通りになります。
※ただし、私が調べた現状での話なので、今後は管理手数料を下げたり、取り扱い商品もより低コストに向かっていくかもしれませんので、状況は変わるかもしれません。
以上、個人型確定拠出年金(401k)でのオススメ管理機関の比較でございました~( ̄∇ ̄)/
※当たり前のことですが、投資にはリスクが伴います。あくまで、自己責任でお願い致します。
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調べたいことが無かったよー……(´д`)……
そんな方は、こちらのブログでお探しいただければと思います。
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