市場が不安定な時にやるべき事……

スターウォーズが約10年ぶりに……なんて盛り上がっていますが、アメリカの利上げも約10年ぶりに決まりました。
利上げに対して、不透明感があった経済への不安は払拭され、一旦は買いを呼びました。

しかし、ここ数日間は、以前のような不安定な相場が続いています。
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その原因としては、原油の下落、アメリカの利上げだけでなく、中国も利上げを行い、ドル高に対抗。
色々な事が起きすぎて、世界中が、ＦＲＢの利上げ発表が新興国やその他の市場にとってどのような意味合いがあるのか理解しようとしている……とReutersも記事にされていました。
→『米国株式市場は続落、原油安やＦＲＢ利上げの影響を懸念』

結局は、みんな手探り状態で、経済の先行き不安の方が強く、不安定な相場になっているのかな……と感じます。
もしかしたら、悪い情報の方が影響力が強いので、そのせいかな……とも思っています。

最近、よく経済ニュースを見ていますが、利上げ直後の買いを呼んでいたときは、利上げに好感と言っていたのに対し、ほんの２、３日後の、不安定な相場になった途端、利上げの影響を懸念……なんて記事があります。

まあ本当に、あてにしない……というか、躍らされないようにしないとな……って思います。

利上げ後は調整後、市場は成長していく……っていうのがパターンではあると思うので、 今回もそうなるんでしょうかね。
まあ、大前提として、『利上げ＝経済が良くなってきている』ってことだと思うので、作り上げられただけのものでなければ、今回もそのパターンにあてはまると思います。

まあ、以前のような不安定な相場……というのが、また始まり始めているのかな……と感じますが、そのような相場の時にとらなければいけない行動は、バンガードの会長兼CEOのビル・マクナブ氏の発言通りで良いかと思います。

市場が不安定なときこそ、自分のポートフォリオに関し、急いで行動をとらず、「見通しと長期的な規律を維持すること」というのを忘れないことが大切。

成功のカギは、市場の混乱に対してどう対応するか（あるいは対応しないか）です。

長期投資家にとって最も大切なことは、日々の値動きに左右されないこと、そして、感情で判断を下さないこと。
このような局面は、ポートフォリオを見直し、アセット・アロケーションがご自身の時間設定や目標、リスク許容度などに合っているかを確認する良い機会として、ちゃんと向き合うことが大切なのです。

このような市場でも、取り乱さないために、長期的な計画を常に明確にしておくことが重要なカギとなります。
※少し私の言葉に変えてあります……
『バンガードCEOからのメッセージ：混乱した状況で注視すべきもの』バンガード公式Webサイト

『ちゃんと向き合うことが大切』……これは私が足した言葉ですが、どんな相場でも、どのような局面でも自分の資産と向き合うこと……向き合える事が常に出来なければ、長期投資を続けていくことが困難ではないか……と私は思いますので、その程度に金額もリスクも抑えていった方が良いと思います。

株を始めるときに良く聞く『余裕資金で』というのや、『生活防衛資金』の概念であると思いますし、金額だけに捕らわれるのではなく、『リスク』にも同じくらい、もしくは、それ以上に気をつけなければならないと思っています。

自分のポートフォリオが、自分のリスク許容範囲内におさまっており、しっかりと考えられたものになっているのであれば、何のことはありません。何もせずに耐えること……それを実行していれば良いと思います。

自分が耐えられると思っていたリスクが、思いの外キツい……
そんな場合は、少しずつ無リスク資産を増やせば良いと思います。

もし、自分のポートフォリオをしっかりと考えていないものだったら、今からでも遅くは無いと思うので、見直すもしくは勉強しなおす……という選択肢をとるのも良いかと思います。

今回は乗り切れたとしても、またいつかは、そんな局面が来ると思います。
市場の暴落は周期的に訪れるものですので。

とりあえずは、情報に流されず、躍らされずに、長くなるかもしれませんが、今回も乗り切りましょう。

※当たり前のことですが、投資にはリスクが伴います。あくまで、自己責任でお願いいたします。

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タグ：投資を続ける 米利上げ