郵政IPOって結局のところ、どうなのさ？……ってお話

話題の郵政IPOについて書いていきたいと思います。
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当ブログでも郵政３社上場などの記事をいくつかあげてきました。
ですので、せっかくですから、郵政IPOはどうなのよ？……ってことまで書いていきたいと思います。

私が使っているアプリのマネーフォーワードという中で、カブトクという資産的な分野のお得情報があるのですが、今回はその記事をまとめさせていただきます。
ただ、郵政IPOが儲かるのか？……という話ですので、インデックス投資を勧めている当ブログで、この話題はどうなのか……とは思いますが、載せてみます。

前代未聞なんて言われて話題の郵政IPO。
色々な意見が出ていますが、強気な意見と弱気な意見でまとめてみましょう。

<強気な意見>
○国の威信にかけ、あらゆる権力をもって成功させる説
日本郵政株の売り出し元は日本政府なので、郵政民営化に向けた国策とも言える。それを国民に買わせるため、今回の郵政IPOでは損はさせないんじゃない？……という説。

テレビCMまで行い、大々的に売り出したのに公募割れはNGでしょう。貯蓄から投資へという流れもありますし、持てる力はすべて使って郵政IPOの成功を目指すのでは？

○初回の売り出しなので失敗は許されない説
日本郵政株の政府放出は計3回の予定。今回が初回の売り出しになります。もし、初回で残念な結果になったら、2回目、3回目の申し込みは……(´д｀)
ですから、初回から失敗は許されないので何が何でも成功させるのでは？……という説。

○買わなければならない機関投資家が存在する説
今回のような超大型IPOには、上場後、郵政株を買わなければならない機関投資家が存在します。(各種株式指数への組み入れや運用投資信託などの関係)それらの機関が上場初日から買い支えてくれるという説。

○同業他社よりもお買い得なので買われやすい説
郵政IPOの公募価格は、3社とも、同業他社を強く意識して設定され、買われやすいよう魅力的にしています。
・IPOディスカウントを演出し、他社よりも割安
・配当に関しても来期から配当性向を2倍に引き上げる

○株主優待の新設が期待できる説
上場前にサプライズ的に発表されれば、公開初値にもポジティブに作用するこのでは？……と期待されている説。
・日本郵政グループの「かんぽの宿」などの宿泊施設を割引する株主優待を新設するのでは？
・ゆうちょ銀行の手数料割引や金利上乗せなどもするんじゃない？

以上が強気なご意見です。今のところ、郵政IPOが上手く行かないはずがない……と感じてしまいますが、弱気な意見も見ていきましょう。

<弱気な意見>
○吸収金額が巨額すぎて買い支えられない説
郵政IPOの吸収金額は、1998年のNTTドコモ以来、約17年ぶりの大きさになります。個人投資家は抽選に参加すれば株が手に入るので、かなりの数の個人が売り手に回るかと思います。それを機関投資家や大口の個人が支えきれるのか？という説。

○成長性に疑問で純粋な投資家が集まらない説
・3社とも足元の業績は頭打ち状態
特に日本郵便に関しては、ゆうちょ銀行とかんぽ生命からの手数料収入で赤字を補てんしています。さらに、今でも事業への法的な制限があるため、今後の成長が描きづらい。
・土地資産を多く保有しているので、不動産事業は成長性がありそうですが、全体では今のところ減益予想。

○極端に割安に設定できない説
政府が得る株の売却益は、東日本大震災の復興にあてられます。
ですので、公募価格を極端に安くは出来ません。

○市況が悪すぎてそれどころじゃない説
１番気になるところですね。
割安に設定されていても、公募価格の決定後から上場までの間に、市場が暴落してしまったら……郵政も安くならざるを得ません。
この辺が一番のリスクでしょう。

<まとめ>
政府は、あらかじめ機関投資家に需要をヒアリングすれば、個人に出回った公募株がどのくらい吸収できるのか前もって計算出来る。
つまり、価格の設定によって、公開初値をやんわりと導くことが出来るんじゃない？……という理由から、結論を導き出すと…

万円単位のミニボーナスになるんじゃない？

というお話でした。株で有名な芸人、「ザ・フライ」の井村さんのご意見です。私的には、個別株には手を出すつもりは無いですし、縁のない話ですが、どなたかのお役に立てば……と思います。

※当たり前のことですが、投資にはリスクが伴います。あくまで、自己責任でお願い致します。

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タグ：郵政３社