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下げ相場に強い資産クラスって何?……というお話 [投資とかお金のこととか]

モーニングスターで今の下げ相場で話題になりそうな記事がありましたので、取り上げてみます。

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記事的には、ひと月も前なので、ちょいと古いような気もしますが、世界同時株安なんて騒がれ始めたときだと思います。
色んな資産クラスが同時に下がり始めている最中、底堅い動きをしている資産クラスに注目……といった内容の記事でした。

ちなみに、その記事はこちら。
「世界同時株安で値上がりした資産は?」

その内容をまとめてみます。
・中国の景気減速懸念を背景とした世界同時株安。
(今回の記事だと、8月18日~25日)

・その期間における国内投信のモーニングスターカテゴリー別平均リターンは、全74カテゴリーのうち、65カテゴリーがマイナスのリターン(約9割)

・リターン上位のカテゴリーは、全てが債券型。
特に、国内債券国際債券の為替ヘッジ有

・株式などリスク資産のみでポートフォリオを構成する投資家にとって、こうした債券ファンドは分散投資の対象として検討する価値がある。ただし、「守り」に徹するのではなくバランスの取れたポートフォリオを構築することがより重要
出典:モーニングスター

ということでした。
普通に学んで投資をしている人にとっては、まあ、当たり前の事でしょう。

ただ、「世界同時株安」なんて世間が騒がしくなっている中でも、今まで通り、株が下がれば債券が上がる……という正常な動きをするんだな……と改めて思いました。

ちなみに、為替ヘッジがない債券型には記事で触れられてはいませんでしたが、

株安=リスクオフ=円高

というのは、今の時代もまだ継続されていますので、為替ヘッジがない債券は為替分のマイナスが大きく利いていると思います。

また、分散投資という概念から、為替ヘッジがある債券は有効だとは思いますが、 そのリターンは理論上、国内債券と同じになりますので、「コスト」という面を考えるのであれば、国内債券だけで十分……という意見もあります。

投資をする上で、どのような選択をしていくのかは自由だと思います。何をするにも自己責任になりますので、自分が思うように、納得の出来る形で投資をする事をオススメします。

ただ、ちゃんと自分のリスク許容範囲内に抑えて投資をしてくださいね。
それは、金額にしても、資産配分にしても言えることです。

記事にも触れられていましたが、ちゃんと分散され、バランスのとれたポートフォリオを作る事は重要ですし、また、それを維持するために定期的なリバランスも大切です。

今のような下げ相場で慌てないためにも、定期的にポートフォリオを確認し、自分の理想とする資産配分にするため、リバランスをして、リスクを許容範囲内に抑えていきましょう。

※当たり前のことですが、投資にはリスクが伴います。あくまで、自己責任でお願い致します。
☆関連記事
「リバランスについて」
「リスクは許容範囲内で!」


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