中国株の代替品は日本株？～世界の景気敏感株～

9月1日のロイターの記事を見て感じたことを書いていきたいと思います。

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その記事は、『日本株が再び大幅安、「震源地」中国株の代替化観測』というタイトルでしたが、記事の内容としては、


世界同時株安が進んでいく中で、事の発展であるはずの中国株よりも、日本株の下落率が大きい。今日の値動きでいうと、マイナスは３倍。

今晩の欧米株の下落を見越して、中国株の「代替品」として流動性の高い日本株が売り対象になった可能性がある。

「中国株の売買に制限があるため、日本株を代替商品として売買する海外投資家も多い」

世界のＧＤＰ（国内総生産）の１２％（第２位）を占めるまでに成長した中国経済の減速が世界景気の減速につながり、世界の景気敏感株と言われる日本株の圧迫要因となっている格好だ。今週末にかけて相次ぐ米経済指標がカギを握るとみる。

「一本足打法とまで呼ばれる米経済が実は弱いとなれば、米利上げ後退観測を好感するよりも、大きなリスクオフになり、円高が進行、日本株は２番底をつけにいく」との見方を示している。
出典：ロイター


といったことでしたが、日本の株は世界の景気敏感株なんて言われているんですね。初めて知りました。常識だったら恥ずかしいお話です(笑)

よく、自国の株の割合を多くしてしまう方がいると思います。それは「ホームバイアス現象」なんて言うらしいのですが、どうなんでしょうか？

ちゃんと分散投資をしていればいいんでしょうが、俺は日本人だから、日本の株しか買わない！……なんていう江戸っ子とか、株始めました……なんていう人は日本株以外を買う……という選択肢が浮かばなそうな気がします。

私的には世界の景気敏感株といわれる物に、全てを委ねよう……とは、申し訳無いですけど、出来ません。
やはり、分散投資的に言えば、世界の株式市場の時価総額に合わせて行くのが、無難なのかな……って思ってしまいます。

まあ、人それぞれですから、自分の思ったようにやるのが１番だとは思いますが……

ちなみに、この記事は9月1日の夜に書いていますので、今現在の値動きは分かりませんが、おそらく、世界の株式市場は不安定な値動きを続けていると思います。

私的には、資産を崩していくのは、まだまだ先のお話なので、下落してくれるのは、安値で買えるのでありがたいな……とは思いますが、長期に渡って投資をし、そろそろ取り崩していく時の方は、なんだよ……って感じなんでしょうか……

やはり、暴落というのは、いつ起こるか分かりません。

自分が取り崩す時には暴落は起きない……なんてことは希望であり、起きるときは起きてしまうものです。

だからこそ、自分が取り崩そうとしているときに近づくに連れて、リスクを抑えていく……つまり、債券の比率を高めていくことが重要だと思いました。

基本的には、年齢分を債券比率に……なんてことを聞きますので、私も40代になったら40%、50代になったら50%……という感じでリスクを抑えていこうと考えています。

逆に、ノートや何かしらに、それをメモしてあったりします。

そういうのは意外と重要で、実際に比率を高めていかなければいけない時に、株式市場が順調に成長し、資産が膨れ上がっている状態だと、「まだ、いける……」なんて、自分の中の欲が出てきてしまい、株の比率を下げないでいこうとする気持ちが沸いてきてしまうかもしれません。

そんな時に、投資を始めた頃の自分が決めたことを文字として見たときに、我に帰れる(初心に戻る)という結果に繋がることもあるのかな……と思ったりします。

なので、私はやらなければいけないこと、自分が投資を始めたときの色々なことをメモしたりしています。

ちなみに、今、記事を書いていて、そのメモたちをノートにまとめようと思いました。１ページ目には「60歳までは絶対売るな！！」と書いておこうかと思います(笑)

※当たり前のことですが、投資にはリスクが伴います。あくまで、自己責任でお願い致します。

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タグ：資産配分