初心者が1番堅実に勝てる投資法~インデックス投資とアクティブ投資~ [インデックス投資の基本]
初心者が現実的に勝てる1番の方法としてあげられるのが、インデックス投資だと思います。そういったお話をしていきたいと思います。
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この話をするとすれば、インデックス投資とその他の投資(アクティブ投資といいます)の話をしなければならないと思います。
イメージし易く、日本のインデックスである『TOPIX』とアクティブファンドのリターンの比較の話をしてみます。
下のグラフは、2004年~2013年の1年間ごとにおける、日本株式型投信の全アクティブファンドの中で、TOPIXのリターンを上回った割合を表したものです。
※出所:モーニングスター
アクティブファンドの半数がTOPIXを上回ったのは、過去10年間で3回だけ……
アクティブファンドに優位性は見られません……(ノД`)
また、1年ごとの話だけでの結果なので、何年も勝ち続けるアクティブファンドなんて、ほんの一握りになってしまいます……(≧Д≦)ソウナノカ…
海外はどうなのかな……というと、日本だけでなく、海外のアクティブファンドも同様の結果のようです。
これらの事から導ける事として、プロでも長期間にわたり、市場平均を上回り続けるのは難しいということです。
アクティブファンドを選ぶなら目利きが必要で、それが出来ない場合は市場平均を下回る……ということになります。
なぜ、インデックスに負けてしまうのでしょうか……
インデックスファンドとアクティブファンドは信託報酬という、維持費のようなコストに差があります。
信託報酬等の平均値
・インデックスファンド……0.70%
・アクティブファンド ………1.48%
※2014年11月末時点 税抜表示
「少しの差しかないじゃん……」
……と思われるかもしれませんが、僅かな差でも長期間の運用なら大きく変わってきます。
例をあげてみましょう。
仮にアクティブファンドとインデックスファンドのリターンが同じだったとして、条件を以下の通りにします。
・年率4% ・30年間運用
・コストは上の平均値
・100万円の一括投資
青色:信託報酬0.70%
オレンジ色:信託報酬1.48%
僅か0.78%の差ですが、30年間という長い年月が20%ちょいもリターンを押し下げていますね……(゚Д゚)ナヌッ
ちなみに、アクティブファンドの平均コストは上昇する一方で、インデックスファンドは低下傾向にあります。
基本的に、儲かるか損をするか保証がない不確実な投資の世界において、コストという物は確実にマイナスでしかありません。
こういったコスト面からも、投資が上手くいく可能性はインデックス投資の方が高いのではないか……と私は思います。
この手数料に関するお話で、他に参考になるお話がありますので、ご覧いただければと思います。
→『手数料支払いを正当化するためには、アクティブリターンが手数料の2倍必要!?』梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)さん
また、インデックス投資は市場の平均をとって、手間無くコストを抑えるからこその優位性を保つことが出来る……ということを、分かりやすくまとめられている記事がありますので、ご紹介しておきます。
→『第133回 インデックス運用の強みとその理由』山崎元氏
平均運用の有利性が注目です☆★
ただ、インデックス投資とアクティブ投資の比較を行いましたが、アクティブ投資を完全否定……ということではありません。
インデックス投資が最強!……なんて、つまらない話ですし、アクティブファンドに夢を抱く気持ちもあります。
アクティブファンドを取り入れるのであれば、ちょっとしたスパイスであったり、サテライト的な形で運用し、メインはインデックス投資……というのが、投資の勝率を上げるために必要だと考えられますし、堅実的であると私は思います。
そんな私もアクティブファンドをサテライト部分として、入れていますし。(゚Д゚)エ!ソウナノ…
アクティブファンドも運用していきたい方は、以下の事も知っておきましょう。
関連記事
『アクティブファンドも低コストが良さそうです』
インデックス投資はワンチャン的要素はなく、銘柄を調べたり、繰り返し売買をしたりしないので面白みがありせん。
本当にこれで大丈夫なの?……(゚Д゚)ドウナノ?
……って思ってしまうくらい手間のかからないのがインデックス投資です。
しかし、投資に手間や日々の時間を使えば使うほど、リターンが上がるか……というとそうでもないのでしょう。
先程も述べましたが、プロでもインデックスに勝ち続けるのは難しいのですから……
ということから、市場の平均と同じリターンを期待できて、手間もかからず、何十年と続けられやすい、インデックス投資というのはとても良い選択なのではないか?……と私は思います。
以上、インデックス投資とアクティブ投資についてでした。
※当たり前のことですが、投資にはリスクが伴います。あくまで、自己責任でお願い致します。
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この話をするとすれば、インデックス投資とその他の投資(アクティブ投資といいます)の話をしなければならないと思います。
イメージし易く、日本のインデックスである『TOPIX』とアクティブファンドのリターンの比較の話をしてみます。
『TOPIX vs アクティブファンド』
下のグラフは、2004年~2013年の1年間ごとにおける、日本株式型投信の全アクティブファンドの中で、TOPIXのリターンを上回った割合を表したものです。
※出所:モーニングスター
アクティブファンドの半数がTOPIXを上回ったのは、過去10年間で3回だけ……
アクティブファンドに優位性は見られません……(ノД`)
また、1年ごとの話だけでの結果なので、何年も勝ち続けるアクティブファンドなんて、ほんの一握りになってしまいます……(≧Д≦)ソウナノカ…
海外はどうなのかな……というと、日本だけでなく、海外のアクティブファンドも同様の結果のようです。
これらの事から導ける事として、プロでも長期間にわたり、市場平均を上回り続けるのは難しいということです。
アクティブファンドを選ぶなら目利きが必要で、それが出来ない場合は市場平均を下回る……ということになります。
なぜ、インデックスに負けてしまうのでしょうか……
『主な原因の1つとして、コスト』
インデックスファンドとアクティブファンドは信託報酬という、維持費のようなコストに差があります。
信託報酬等の平均値
・インデックスファンド……0.70%
・アクティブファンド ………1.48%
※2014年11月末時点 税抜表示
「少しの差しかないじゃん……」
……と思われるかもしれませんが、僅かな差でも長期間の運用なら大きく変わってきます。
例をあげてみましょう。
仮にアクティブファンドとインデックスファンドのリターンが同じだったとして、条件を以下の通りにします。
・年率4% ・30年間運用
・コストは上の平均値
・100万円の一括投資
青色:信託報酬0.70%
オレンジ色:信託報酬1.48%
僅か0.78%の差ですが、30年間という長い年月が20%ちょいもリターンを押し下げていますね……(゚Д゚)ナヌッ
ちなみに、アクティブファンドの平均コストは上昇する一方で、インデックスファンドは低下傾向にあります。
基本的に、儲かるか損をするか保証がない不確実な投資の世界において、コストという物は確実にマイナスでしかありません。
こういったコスト面からも、投資が上手くいく可能性はインデックス投資の方が高いのではないか……と私は思います。
この手数料に関するお話で、他に参考になるお話がありますので、ご覧いただければと思います。
→『手数料支払いを正当化するためには、アクティブリターンが手数料の2倍必要!?』梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)さん
また、インデックス投資は市場の平均をとって、手間無くコストを抑えるからこその優位性を保つことが出来る……ということを、分かりやすくまとめられている記事がありますので、ご紹介しておきます。
→『第133回 インデックス運用の強みとその理由』山崎元氏
平均運用の有利性が注目です☆★
『アクティブファンドは買うな……というわけではないですよ?』
ただ、インデックス投資とアクティブ投資の比較を行いましたが、アクティブ投資を完全否定……ということではありません。
インデックス投資が最強!……なんて、つまらない話ですし、アクティブファンドに夢を抱く気持ちもあります。
アクティブファンドを取り入れるのであれば、ちょっとしたスパイスであったり、サテライト的な形で運用し、メインはインデックス投資……というのが、投資の勝率を上げるために必要だと考えられますし、堅実的であると私は思います。
そんな私もアクティブファンドをサテライト部分として、入れていますし。(゚Д゚)エ!ソウナノ…
アクティブファンドも運用していきたい方は、以下の事も知っておきましょう。
関連記事
『アクティブファンドも低コストが良さそうです』
インデックス投資はワンチャン的要素はなく、銘柄を調べたり、繰り返し売買をしたりしないので面白みがありせん。
本当にこれで大丈夫なの?……(゚Д゚)ドウナノ?
……って思ってしまうくらい手間のかからないのがインデックス投資です。
しかし、投資に手間や日々の時間を使えば使うほど、リターンが上がるか……というとそうでもないのでしょう。
先程も述べましたが、プロでもインデックスに勝ち続けるのは難しいのですから……
ということから、市場の平均と同じリターンを期待できて、手間もかからず、何十年と続けられやすい、インデックス投資というのはとても良い選択なのではないか?……と私は思います。
以上、インデックス投資とアクティブ投資についてでした。
※当たり前のことですが、投資にはリスクが伴います。あくまで、自己責任でお願い致します。
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タグ:アクティブファンド
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